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先日リリースされたばかりのグレンリヴェット70年が、東日本大震災のチャリティボトルとしてオークションに出品されるという。
ゴードン&マクファイル社は、新シリーズ「ジェネレーション」の第2弾として、グレンリヴェットの70年を今月8日に発表した。1940年蒸留のシェリーバット1樽からカスクストレングスでボトリングされたもので、アルコール度数は45.9%。フルボトルは100本の限定販売で、価格は13,000ポンドだという。なお200ミリリットルの小瓶も同時にリリースされ、こちらは175本限定で3,200ポンドだ。
オークションにかけられるのは、フルボトルの通しナンバー1番「001/100」だ。実はグレンリヴェット70年の話題は、スコッチ文化研究所が発行する「ウイスキー通信」に連載中のコラム「ニュースなウイスキー」の次号で取り上げたのだが、チャリティオークションのニュースが届いたのは原稿の締め切りの後だった。そのため、この場で補足しておこうと思う。
ゴードン&マクファイル社の共同最高責任者、マイケル・アーカート氏は言う。「弊社は30年以上にわたり、日本と取り引きをさせていただいてます。私たちにとって重要なことは、日本の被災者の方々を支援すること、そして救援資金を募ることです。今回のような悲劇に直面したとき、人は何か行動を起こさなくてはと考えるのですが、私たちはみな無力だと感じてしまうものです。人々が広い心で、呼びかけに応じてくださることを願っています。」
スコットランド・ボナムズオークションの最高経営責任者、ミランダ・グラント氏は幼少のころ日本に住んでいたことがあるという。「瓦礫の山や命を落とした人々を目にしてショックを受けた方々の助けになれれば、私たちは本当に喜ばしく思います。そして、多くの義援金が集まるよう切望しています。」と、グラント氏はコメントしている。
オークションは、今月29日の19時(現地時間)から開催の予定。落札価格は、13,000~15,000ポンドと予想されている。私の生涯の友であるスコッチウイスキーが、被災者の救済と被災地の復興に一役買ってくれるのは本当に嬉しい。