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従来のウイスキー用のテイスティンググラスには、香りと味の双方を十分に楽しめるものが少なく、若干の物足りなさを感じていた。その不満を解消すべく、このたびオリジナルデザインのテイスティンググラス「コスモス」を開発した。製作を請け負ってくださった木村硝子店には、厚くお礼申し上げる次第だ。すでにFacebookでも告知し、先日のTokyoインターナショナル・バーショー2014でお披露目したので、ご存知の方も多いとは思うが改めて紹介したい。
一般的にテイスティンググラスの形は、飲みやすさが考慮されているとノージングの機能はダウンし、反対にノージング機能を高めると飲みにくくなってしまう。ノージング機能は高いが、飲みにくいグラスの代表的な例はグラッパグラスだろう。グラスのウエストが急角度で絞られ、アロマが外に逃げにくい構造になっているが、こういう形のグラスは大きく傾けなくては(顔を上に向けなくては)酒を口に含むことができず、流し込む量とスピードのコントロールが難しい。またノージング特化型のグラスは、概して飲み口の口径が小さく、その点でも飲みやすいとはいえない。
「コスモス」のコンセプトは、“高いノージング機能をそなえながらも、飲みやすさを犠牲にしないこと”だ。グラスの底部を大きく膨らませることで、アロマの保持力高めつつ、首と胴のつなぎ目のエッジを適度に滑らかにすることによって、ノージング機能と飲みやすさの両立を実現した。豊かに香りを味わい、スムースな飲み口を愉しむ。そんなテイスティングタイムをお届けできたらと思う。
10月1日より、お酒のショッピングサイト「saketry (酒トライ)」で販売を開始するので、ご興味があればぜひ!(1脚 \2,970 税抜 ※蓋は別売り)