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ディアジオ社がシングルモルトスコッチの「フレーバー・マップ」なんてものを作っているらしいという話はあったのだが、先日それが公開された。このマップ、縦軸には「デリケート⇔スモーキー」を、横軸には「ライト⇔リッチ」を指標にしてあり、ウイスキーライターのデイブ・ブルーム氏の協力を得て作られたとのこと。
早速ざっと拝見したが、シンプルでとてもわかりやすい。ただし蒸留所のハウススタイルがマッピングされてあるわけではなく、あくまでもスタンダード商品の分析マップである。汎用性に欠けるとの意見も出そうだが、むしろ分析の基準が曖昧なものよりは遥かにいいと個人的には思う。また外枠には琥珀色の濃淡までが表わされているが、これは残念ながら実用性に乏しい。
なお画期的なのが、ディアジオ社の所有でない蒸留所までが載せてある点だ。最大手であるが故の余裕なのか、はたまた企業の枠を越えスコッチ業界を盛り立てようという意図なのか、もしくは中立な立場にあるブルーム氏がその点を強く主張した可能性も考えられる。いずれにせよその英断には拍手を送りたい。
1年以内に8,000以上の酒販業者がこのフレーバー・マップを入手して利用するだろうとディアジオ社は見込んでいるらしいが、ファンや業界関係者にとっても必携のアイテムになることは間違いない。
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【プロフィール】
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MUNE
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性別:
男性
自己紹介:
1990年頃、スコッチウイスキーの魅力に開眼、次第に傾斜を深めていく。1998年、ウェブサイト「M's Bar」を開設、書き溜めていたシングルモルトのテイスティングノートを公開。2005年、ウイスキー専門誌「THE Whisky World」の発足メンバーに。現在は、試飲のできるリカーショップ「M's Tasting Room」の運営に携わり、ウイスキー関連のイベントでは講師やアドバイザーなども務める。著書に『うまいウイスキーの科学』(ソフトバンククリエイティブ)など。
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