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スコットランドのように、ニュージーランドにもかつてウイスキーの密造時代があったことはよく知られている。その頃の密造ウイスキーの復刻版がホコヌイ・ウイスキーの名で現在製造されているが、これまでは現地でしか入手できなかった。しかし、今月からフランスを皮切りに各国への輸出を始めるとのアナウンスが先日あった。今後はイングランド、ノルウェイ、ドイツへの輸出も予定しているとのこと。
19世紀初頭からアルコールが違法の地となったニュージーランド南島の最南部であるサウスランド地域では、移民だったマクレー家が1870年代に酒造法を持ち込んでから約120年間に渡ってウィスキーの密造が行われてきた。ホコヌイ・ウイスキーは、このマクレー家が残した手書きのオリジナル・レシピ(このレシピは、密造の歴史をビデオや写真などで解説している「ホコヌイ密造酒博物館」に展示されてあるそうな)を基に作られているらしい。
ニュージーランド・ウイスキーと言えばラマーロウやミルフォードといったシングルモルトがメジャーどころだが、風味が軽いせいかモルト通からの評価はあまり芳しくないようだ。明らかにこれらとは毛色の違うホコヌイ・ウイスキーだが、果たしてどんな風味なのやら。密造酒などと聞くと、アイルランドのポチーンあたりの荒々しい酒を想像してしまいがちだが、発売元のウェブサイトに載ってるテイスティングノートによれば意外にもそうではないようだ。
●軽い。スモーキーなフィニッシュ。シンプルでスムース。
●独特な弱々しい伝統的ウイスキー風味(paleと表現してある。色のこと?)。
●とても軽やかなオークの香り。
なのだとか。う〜む、かなり微妙・・・。