エムズ・ウイスキー・ダイアリー アードベッグは長寿の秘薬?
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ardbeg_angel.jpg今月の11日に、スコットランドで最高齢だった女性が亡くなったという。享年は110歳。名前はマージョリー・マクガウンさんといい、アイラ島のボウモアにある老人ホームにお住まいだったとか。マクガウンさんは、生前モルトウイスキーを嗜むことを日課にしていたそうな。

彼女のお気に入りの銘柄は、なんとアードベッグだったとか。存命だったころ、インタビューで彼女は次のように語ったことがあるという。「私にとってウイスキーは、まさに命の水なのです。アイラ島のモルトウイスキーはとても有名ですが、中でも私はアードベッグをことのほか贔屓にしています。私たちの家から続く道路の、最果ての地で作られているウイスキーです。あ、でも飲んだらもちろん運転はしませんよ。」

ちなみに彼女は102歳のとき、その年の英国の最年長ドライバーとして認定されたこともあるという。交通量の多い土地ではちょっと考えられない話だが、アイラ島の道路事情ならではの微笑ましいエピソードと言えるだろう。

ポリフェノールの一種のエラグ酸が大量に含まれるウイスキーと、健康とのかかわりは科学的に証明されている。彼女にとって、アードベッグは本当に長寿の秘薬だったのかもしれない。

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無題
素晴らしいですね。決して溺れることなく、嗜んでいればこそ、のありようです。身につまされます。私も、ハレー彗星をもう2度ほど見るくらい、ウイスキーと共にありたいものです。
しかし、アードベッグは警戒が必要です。貯蔵庫に現れる天使に傑物が加わりました。これまでにも増して、分け前が要求されることでしょう。
いつか私が弟子入りしたときは、美味しい樽の見分け方を教えてくださいね。
ねい 2008/04/29(Tue)22:47:24 編集
Re: 無題
あはは、そうですね。
アードベッグ蒸留所は
監視を強化しなくてはなりませんね。

私も天使という職についたときは、
アイラ島担当への配属を願い出てみます。
MUNE 2008/05/04(Sun)09:01:17 編集
【プロフィール】
HN:
MUNE
HP:
性別:
男性
自己紹介:
 1990年頃、スコッチウイスキーの魅力に開眼、次第に傾斜を深めていく。1998年、ウェブサイト「M's Bar」を開設、書き溜めていたシングルモルトのテイスティングノートを公開。2005年、ウイスキー専門誌「THE Whisky World」の発足メンバーに。現在は、試飲のできるリカーショップ「M's Tasting Room」の運営に携わり、ウイスキー関連のイベントでは講師やアドバイザーなども務める。著書に『うまいウイスキーの科学』(ソフトバンククリエイティブ)など。
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