エムズ・ウイスキー・ダイアリー アードベッグ・スーパーノヴァ2010
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supernova2010.jpgアードベッグ・スーパーノヴァのセカンドボトリング、2010年度版が今月の31日にいよいよ発売される。昨年一般販売に先駆けて、コミッティメンバー向けにリリースされたものもカウントすると、2010年度版はサードボトリングという見方もできる。しかしコミッティボトルと通常販売の2009年度版の中身はまったく同じものであるため、スーパーノヴァ2010は事実上セカンドボトリングというわけだ。

さてそのスーパーノヴァ2010だが、アルコール度数は少しアップして60.1%(前回は58.9%)だという。もちろんノンチルフィルタリングで、価格は79.99ポンド。テイスティングノートはオフィシャルサイトほか、先行試飲した方々のブログでも読むことができる。モルト・アドヴォケートのジョン・ハンセル氏のブログにも掲載されたので紹介しようと思う。


とてもダイナミックで、複雑、そして力強い。葉を燻した煙、コールタール、ダークチョコレートチップを散りばめたコーヒーファッジ、燻製のオリーブ、海藻のペッパーサラダ、果実(レモンやライム)、オランダ・ジン、かすかに塩気のある草、そして花の香り(スミレ?)が次々と現れる。昨年リリースされたファーストボトリングのスーパーノヴァと比べると、よく似てはいるがややリッチで、葉を燻した煙と成熟した大麦の風味が一層強く感じられる。また、力まかせな感じが薄れ、より洗練されたような感触もある。今回のボトルの方が、若干ではあるが私は好きだ。

モルト・アドヴォケート誌の評価: 90点


スコアは2009年度版が89点だったので、1点アップしたことになる。前回90点台の点数を与えなかった理由として、「煙たすぎて、繊細な複雑さが覆い隠されてしまったからだ」と述べていたハンセル氏だが、今回はその点が解消されたということなのだろうか。なお、ウイスキーファン(Whiskyfun)のセルジュ・ヴァレンティン氏も、昨年・今年とハンセル氏と同じような採点をしている。ともあれ、スーパーノヴァ2010の試飲はとても楽しみだ。

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【プロフィール】
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自己紹介:
 1990年頃、スコッチウイスキーの魅力に開眼、次第に傾斜を深めていく。1998年、ウェブサイト「M's Bar」を開設、書き溜めていたシングルモルトのテイスティングノートを公開。2005年、ウイスキー専門誌「THE Whisky World」の発足メンバーに。現在は、試飲のできるリカーショップ「M's Tasting Room」の運営に携わり、ウイスキー関連のイベントでは講師やアドバイザーなども務める。著書に『うまいウイスキーの科学』(ソフトバンククリエイティブ)など。
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